モグニャンキャットフードとアカナパシフィカキャットはお魚がメインの食材になっています。
どちらのキャットフードも、猫ちゃんの健康のために最適なフードと言えるのですが、具体的にどんな違いがあるのか気になりますよね。

モグニャンは知ってるけどアカナパシフィカキャットはどんな感じ?

アカナパシフィカキャットの公式サイトを見ると、あまり多くの記載がないなぁ…
と疑問に思っている飼い主さんのために、アカナパシフィカキャットが具体的にどんなフードで、モグニャンとどんな違いがあるのか比較してみました。
これから購入するにあたって、どちらにしようか迷っている飼い主さんの参考にしてみてください。
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モグニャンとアカナパシフィカキャットの違いを4つで比較!
モグニャンとアカナパシフィカキャットがどのように違うのか4つの項目に分けて比較して行きます。
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モグニャンとアカナパシフィカキャットの「基本情報」を比較
まずはモグニャンとアカナパシフィカキャットの基本情報の比較から見ていきましょう。
モグニャン | アカナパシフィカキャット | |
パッケージ | ![]() | ![]() |
販売会社 | 株式会社レティシアン | 有限会社アカナファミリージャパン |
原産国 | イギリス | カナダ |
内容量 | 1.5㎏ | 340g 1.8kg 5.4kg |
メインの食材 | 白身魚 | ニシン、イワシ、タラ、カレイのミール等 |
添加物 | 不使用 | 不使用 |
穀物 | 不使用(グレインフリー) | 不使用(グレインフリー) |
その他 | 国際規格Aクラス工業で製造 | 収穫1日~2日で自社キッチンに到着後すぐ加工なので新鮮 |
モグニャンは子猫からシニアまで安心して与えられるフード
モグニャンキャットフードは、お魚がメインのキャットフードです。
ヒューマングレードの白身魚を63%使用。
魚が大好きな猫ちゃんにとってうれしいフードですよね。
さらにお魚だけではなく、野菜やお肉もすべてヒューマングレード。
危険な添加物などはもちろん不使用なので、子猫や免疫が低下しがちのシニア猫ちゃんにも安心して与えられるキャットフードです。
アカナパシフィカキャットは最高品質のお魚を使っているフード
アカナパシフィカキャットの原産国はカナダ。
カナダ北西太平洋産のニシンやサーモン、カレイなどの最高品質の魚類を贅沢に使用しています。
ノースバンクーバー島からアカナの自社工場のキッチンに、保存料など使用せず生のまま新鮮な状態で搬送。
到着後すぐに加工され原材料から製品化するまでの工程を自社管理しているので、最高品質のフードとして信頼されています。
アカナパシフィカキャットは猫ちゃんにとって必要な栄養素がたっぷりつまったキャットフードなんです。
モグニャンとアカナパシフィカキャット「原材料」の違い
モグニャンとアカナパシフィカキャットの原材料の違いはいかがでしょうか。
モグニャン | アカナパシフィカキャット |
白身魚63%、フィッシュスープ、サツマイモ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ、アルファルファ、エンドウ豆、ひよこ豆、レンズ豆、サーモンオイル、オリーブオイル、ヒマワリオイル、アマニ、 ビール酵母 | 新鮮丸ごと太平洋ニシン (16%)、新鮮丸ごと太平洋イワシ(13%)、新鮮丸ごとアブラカレイ(8%)、丸ごとニシンミール(8%)、太平洋タラミール(8%)、丸ごとシロガネダラミール(8%)、丸ごとグリンピース、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、丸ごと緑レンズ豆、タラ油(6%)、新鮮丸ごとシルバーヘイク(4%)、新鮮丸ごとレッドストライプメバル(4%)、丸ごとピント豆、丸ごとイエローピース、コールドプレスヒマワリ油、日干しアルファルファ、 乾燥ブラウンケルプ、新鮮カボチャ、新鮮バターナッツスクワッシュ、新鮮パースニップ、新鮮グリーンケ―ル、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮ニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライタラレバー(0.1%)、新鮮クランベリー、新鮮ブルーベリー、チコリー根、ターメリックルート、オオアザミ、ごぼう、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ |
モグニャンの原材料
モグニャンのメインの食材は新鮮な白身魚を使用しており、季節によって魚の種類が多少変わるようですが、主にタラを使用しています。
低脂肪、高たんぱくなので消化吸収にとても良いフードです。
なかでも原材料にある豆類も良質なタンパク質がたっぷり。
良質なたんぱく質は筋肉を維持し、余分な脂肪を落とすことができるので、ダイエット中の猫ちゃんにもいいですよね。
さらに利尿作用があるカリウムたっぷりのバナナには、疲労回復につながるマグネシウムも含まれています。
バナナは食物繊維も豊富なので、胃腸の働きをよくし便秘がちな猫ちゃんにもオススメですね。
白身魚をベースに、さまざまな野菜やくだものを配合し、素材にこだわっているモグニャンは猫ちゃんにとって必要な食材がバランスよく入っています。
モグニャン公式サイトはコチラ
アカナパシフィカキャットの原材料
アカナパシフィカキャットもお魚たっぷりですね。
ニシン、イワシ、カレイなど、人間からみても贅沢なお魚が豊富に入っています。
こちらもたんぱく質が豊富なのはひとめでわかりますよね。
しかし、聞きなれない食材もあります。
バターナッツスクワッシュ?
これは、南アメリカ大陸が原産のかぼちゃです。
ナッツって書いてあると豆類を想像してしまいますが、かぼちゃなんですね。
かぼちゃはカリウム、ビタミン、鉄分などが豊富。
動脈硬化の予防や、老化防止などの効果が期待されます。
シルバーヘイク?
シルバーヘイクは深海魚のメルルーサというお魚ですが、白身魚で形はスケトウダラ、味はタラに似ているようです。
いずれにしても、猫ちゃんにとって重要なたんぱく源を多く含んでいるので、健康を維持してくれる良質なフードであることは間違いありません。
アカナ公式サイトはコチラ
モグニャンとアカナパシフィカキャット「成分」の違い
モグニャン | アカナパシフィカキャット | |
たんぱく質 | 30% | 37% |
脂質 | 16% | 20% |
繊維 | 3.5% | 3% |
灰分 | 8% | 7.5% |
水分 | 7% | 10% |
オメガ6脂肪酸 | 1% | 2.0% |
オメガ3脂肪酸 | 2.1% | 2.2% |
カルシウム | 0.62% | 1.5% |
リン | 0.53% | 1.1% |
ナトリウム | 0.30% | 0.50% |
マグネシウム | 0.12% | 0.1% |
カロリー(100g当たり) | 365kcal | 408kcal |
モグニャン
モグニャンはアカナパシフィカキャットに比べてカロリー控えめです。
また低脂肪なので、体型を維持したい猫ちゃんや肥満気味の猫ちゃんにとってありがたいですよね。
ただ単にカロリーが低く、低脂肪だけでは猫ちゃんの健康を損なってしまいますが、たんぱく質が30%なので全体的な成分を見るとバランスの良い配合になっています。
アカナパシフィカキャット
モグニャンに比べるとカロリーも高くたんぱく質も37%とかなり豊富なのが気になります。
これは栄養たっぷりのお魚がたくさん入っているからでしょう。
肥満気味の猫ちゃんより、成長期の猫ちゃんや健康的な体型の猫ちゃんにおすすめです。
オメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸も豊富なので、様々な病気のリスクを抑え健康をサポートしてくれます。
モグニャンとアカナパシフィカキャット「価格」の違いは?
モグニャン | アカナパシフィカキャット | |
価格 | 1.5kg 3,960円(税別) | 340g 1,375円(税込) 1.8kg 6,380円(税込) 5.4kg 15,400円(税込) |
定期コース価格 | 初回 1,980円(税別) 2回目以降 3,960円の10~20%OFF | 定期コースなし |
定期コース回数しばり | なし | ー |
アカナパシフィカキャットはモグニャンに比べると割高ですね。
さらにアカナパシフィカキャットには定期コースなどがありません。
高品質で贅沢な食材を使用しているからこそコストもかかるのですが、飼い主さんにとっては少々痛い出費になってしまいます。
1日の給餌量を改めて計算してみると…
【モグニャン】
猫ちゃんの体重 | 1日の給与量 | 1日にかかるコスト |
2.5kg未満 | 35~45g | 約105円~135円 |
2.5~3.5kg | 45~55g | 約135円~165円 |
3.5~5kg | 55~70g | 約135円~210円 |
5~6.5kg | 70~85kg | 約210円~255円 |
【アカナパシフィカキャット】
猫ちゃんの体重 | 1日の給与量 | 1日にかかるコスト |
2kg | 40g | 約140円 |
3kg | 45g | 約159円 |
4kg | 60g | 約212円 |
5kg | 75g | 約265円 |
6kg | 80g | 約283円 |
※給与量により多少前後します
※消費税10%込みの価格で計算
※モグニャンには定期コースで最大20%OFFになるので、さらに安くなります。
価格面から見た際にそれぞれがオススメな飼い主さんは以下の通りです。
モグニャンがオススメな飼い主さん | アカナパシフィカキャットがオススメの飼い主さん |
定期コースにするとさらに安くなり、栄養バランスもしっかりしているフードを与えたい飼い主さん。 | コストはかかるけれど、高品質で贅沢なフードを与えたい飼い主さん。 |
ご自身の気持ちと金銭面を考慮して選択してくださいね。
モグニャン公式サイトはコチラ
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モグニャンとアカナパシフィカキャットの4つの共通点は?
ここまで、モグニャンとアカナパシフィカキャットの違いを比較してきましたが、2つのキャットフードには共通点があります。
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どんな共通点があるか項目ごとに見て行きましょう。
海外が原産国
モグニャンはイギリス、アカナパシフィカキャットはカナダと国の違いはありますが、どちらも海外が原産国です。
やはり、どちらかというと海外のキャットフードだと不安に感じる飼い主さんもいるかも知れません。
しかし、海外だから粗悪なキャットフードと言うわけではないのです。
イギリスの工場では欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアしています。
製造している工程は常にモニタリングされており、品質管理官が厳しいチェックを重ねているので安心安全であることが認められているのです。
また、カナダのキャットフードは自社工場で生産しており、検査、製造、パッケージまで徹底管理。
綺麗な湖や海、川など自然に恵まれたカナダの環境で育った原材料は、良質で安全性が高いと評価されています。
さらに日本のキャットフードだから安心とは限りません。
信頼されている日本のキャットフードのなかには、危険な原料や粗悪な添加物を使用している物もあるのが現実。
キャットフードは原産国で選ぶのではなく、その品質や原材料、成分などをしっかり把握して選ぶことが大切です。
添加物不使用
モグニャンもアカナパシフィカキャットは、添加物は使用していません。
食材本来の風味や色を大切にし、猫ちゃんの体に負担をかけない素材になっているのです。
なかでも気をつけたいのが酸化防止剤。
酸化防止剤はキャットフードを長持ちさせるために入っていることが多いのですが、発がん性を高めてしまうだけでなく、いろんな病気を引き起こしてしまう可能性があるのです。
ただし、天然成分を使用しているため、そのままだとカビが生えてしまうことがあるので、天然成分の酸化防止剤ビタミンEを使用しています。
天然成分なので猫ちゃんの体に負担をかけることなく、フードを新鮮なまま安全に保ってくれるので安心ですね。
穀物不使用(グレインフリー)
モグニャンとアカナパシフィカキャットは、どちらも穀物を使用していないグレインフリーです。
アレルギーがある猫ちゃんにとっては嬉しいですよね。
穀物を使用していないので、高たんぱくになりがちですが、モグニャンはたんぱく質が30%なので基準範囲内でしょう。
ただアカナパシフィカキャットはたんぱく質が37%とやや高め。
アカナパシフィカキャットをシニアの猫ちゃんや、腎臓病などの猫ちゃんに与える場合は獣医師さんに相談してから与えるようにしましょう。
全猫種・全年齢対応
モグニャンもアカナパシフィカキャットも、全猫種・全年齢対応です。
子猫からシニアの猫ちゃんまで与える事ができますが、与え方に注意が必要です。
子猫やシニアの猫ちゃんには、消化をよくするために、ぬるま湯でふやかしてから与えると良いでしょう。
また、アカナパシフィカキャットは高たんぱくフードなので、肝臓や腎臓に負担をかけてしまう恐れがあるので、シニアや運動不足の猫ちゃんにはあまりおすすめできません。
どんな猫ちゃんにオススメなの?
これまでモグニャンとアカナパシフィカキャットの違いを見てきていかがでしたでしょうか?
どちらもとても高品質で、猫ちゃんにとってよいキャットフードであることがわかりましたね。
改めて、どんな猫ちゃんにそれぞれオススメなのかを表にまとめましたのでご覧ください。
モグニャンがオススメの猫ちゃん | アカナパシフィカキャットがオススメの猫ちゃん |
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まとめ
この記事ではモグニャンキャットフードとアカナパシフィカキャットを比較して解説しました。
どちらも安心して与えることができるキャットフードでしたが、それぞれ特徴がありましたね。
アカナパシフィカキャットはとても良質な食材を使用しているのでコストがかかるのと、高たんぱく質なのが気になりましたが、健康な猫ちゃんにとってはオススメのキャットフードです。
モグニャンキャットフードは低カロリーでたんぱく質も豊富、とてもバランスの良い食材を使用しているので、どんな猫ちゃんにも合うでしょう。
どちらも高品質なキャットフードですが、気まぐれな猫ちゃんは個体差によって好みも分かれます。
愛猫に合ったキャットフードに出会うためにも、まずはお試しで与えてみることをオススメします。
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