猫ちゃんの日常トラブルであげられる事の多い便秘。
猫ちゃんは、水を飲む量が少ないので、比較的便秘になりやすい動物です。
便秘がひどくなるともっと大きな病気に繋がる可能性があるため、毎日の食事から上手にサポートをしてあげる必要があります。
今回は、便秘改善にオススメのキャットフードと、便秘の原因や対策をご紹介します。
便秘改善にオススメのキャットフード5選
毎日できる便秘のケアとして、便秘の改善に効果があるキャットフードをオススメします。
オススメキャットフードそれぞれの特徴をまとめているので、ご自身の猫に合ったキャットフードを見つけてみてください。
【第1位】モグニャンキャットフード
モグニャンキャットフードは、香ばしいお魚の香りが特徴の白身魚を使ったフードです。
白身魚は消化もよく、高タンパクな素材なので、少量でもしっかり栄養を摂ることができます。
身体に負担となる穀物を使わないグレインフリーなので、安心して与えることができるキャットフードです。
穀物のかわりに、お腹の調子を整えるりんごや食物繊維たっぷりのサツマイモを使っているので、便秘ぎみの猫ちゃんにもぴったりです。
内容量 | 1.5㎏ |
価格(税抜き) | 3,960円 |
特徴 | リンゴやサツマイモを使用 |
【第2位】シンプリーキャットフード
シンプリーはデリケートな猫ちゃんの身体を考えてつくられたキャットフードです。
サーモン、ニシン、マスなどの高品質なタンパク質がたっぷり含まれていて、身体の負担となる穀物や添加物は一切使用していません。
腹持ちがよく消化の良いサツマイモを使用し、食物繊維が豊富なオリゴ糖も配合されているので、腸内環境を整え便秘の解消に効果的です。
内容量 | 1.5㎏ |
価格 | 3,960円 |
特徴 | サツマイモ、オリゴ糖を配合 |
【第3位】カナガンキャットフード
カナガンは、高品質なチキンをメインに、たくさんの野菜やハーブを使用し栄養バランスを考えられて作ったキャットフードです。
食物繊維を含むサツマイモや、ミネラルを多く含む海藻を配合し、猫の健康を維持します。
クランベリーはビタミンCを含み、健康的なコンディションを維持、マリーゴールドの効果で免疫力を高めます。
フラクトオリゴ糖が入っているので、お腹の調子を整え、便秘を改善させます。
内容量 | 1.5㎏ |
価格 | 3,960円 |
特徴 |
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【第4位】ジャガーキャットフード
ジャガーは、徹底した品質管理にこだわり、グレインフリーだけではなくデンプンの含有量までも気にしたキャットフードです。
低温で溶ける不飽和脂肪酸が豊富な新鮮なチキンをメインに、マルベリーやクランベリー、ブルーベリーを配合し若々しい毎日をサポート。
和漢として有名な朝鮮人参も贅沢に使われているので、食事から健康維持の効果に期待がもてます。
内容量 | 1.5㎏ |
価格 | 4,280円 |
特徴 | ベリー類や朝鮮人参配合 |
【第5位】アーテミス オソピュアグレインフリーフィーライン サーモン&ガルバンゾー
アーテミスのオソピュアは、サーモンとガルバンゾーをメインに使用したグレインフリーのキャットフードです。
ガルバンゾーは日本ではひよこ豆として知られ、豊富な栄養素が特徴な素材です。
含まれるビタミンB1は糖質や脂質の代謝を促し疲労回復に、カリウムは体内の余分なナトリウムの排出をサポートします。
食物繊維も豊富で、腸内で有害物質の吸収を抑えその排出を手伝ってくれるので腸内環境の改善に効果が期待できるキャットフードです。
内容量 | 1.8㎏ |
価格 | 4,446円 |
特徴 | ひよこ豆を使用 |
便秘の猫ちゃんの見分け方!
正常な猫ちゃんは1日に1回~2回ウンチをします。
正常なウンチがいわゆる「かりんとう」に例えられるのと対照的に、便秘の際のウンチは、コロコロと小さく硬くなります。
トイレに行く回数が減ったり、トイレに行っているのに何も出ていない時は便秘のサインかもしれません。
また、なかなか出ずにトイレの時間が長くなったり、苦しそうな鳴き声を出しながらトイレをする場合も便秘の影響が考えられます。
便秘は、ひどくなると食欲不振や吐き気をもよおし、免疫力の低下にも繋がるため、普段からケアが必要です。
便秘に効果的なキャットフードの選び方とは?
おすすめキャットフードを5つ紹介しましたが、共通する特徴はどのようなところにあるのでしょう。
便秘の猫ちゃんに効果的なキャットフードの選び方のポイントを4つ例に挙げてご紹介します。キャットフードを選ぶ際の参考にしてみてください。
食物繊維の多いものを選ぶ
猫ちゃんは本来であれば食物繊維を摂る習慣があまりない動物です。
しかし、便秘気味で体調を崩している時には、食物繊維をたくさん含んだキャットフードが効果的です。
キャットフードに約3%程度の食物繊維が含まれているものを選び、必要であればサツマイモやカボチャなどをトッピングやおやつ代わりに与えると良いでしょう。
適度な脂質が含まれているものを選ぶ
脂質は与えすぎると下痢になるおそれがあるので注意が必要ですが、15%から20%の適度な脂質は便秘を解消することが期待できます。
療法食など獣医さんの指定のフードがある場合には、オリーブオイルを1日小さじ1杯程度加えてあげると、不足しがちな脂質をおぎなうことができます。
与える際には、ウンチの状態を見ながら与え、必要であれば獣医さんに相談をして与えるようにしてください。
高タンパク質なものを選ぶ
タンパク質を多く含む高タンパクフードは、消化吸収がよくエネルギーのかわりやすい特徴があります。
便秘の時は、免疫力や消化機能が低下している場合があるため、消化がよく少量でも栄養価が高い高タンパク質を含むキャットフードがおすすめです。
お腹に良い成分が入っているものを選ぶ
当たり前ですが、お腹に良い成分を含んでいるキャットフードであれば、普段の食事から便秘の解消が可能です。
キャットフードによっては腸内環境のサポートに重きを置いたフードも数々売られています。
代表的な成分としては、腸の働きを助けるオリゴ糖や、消化力アップが期待できる乳酸菌などが含まれていると、便秘の解消に効果的なフードといえます。
猫ちゃんが便秘になる4つの原因と改善方法
猫ちゃんが便秘になる原因はどんなところにあるのでしょう。
便秘の原因を知って対策を行えば、猫ちゃんの便秘を改善に向かわせることが可能です。
猫ちゃんが便秘になりやすくなる原因は以下の通りです。
便秘になる原因 |
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ストレス
猫ちゃんはストレスをためやすい動物です。
ストレスが貯まると免疫力が低下し、便秘になりやすくなります。
また、猫ちゃんのトイレが汚れていると嫌がりトイレを我慢してしまう猫もいるので、ストレスを溜めずトイレを清潔に保つようにしましょう。
水分不足
猫ちゃんはあまり水分を摂らずに、水分不足になりがちです。
水分不足から便秘になっている猫ちゃんには、キャットフードをふやかして与えたり、ドライフードではなく水分量の多いウェットフードを試してみると、便秘が改善されることもあります。
運動不足
運動が不足していると、腸の動きが鈍くなり便秘になりやすくなります。
1日10分でも、猫ちゃんと遊ぶ時間を設けるようにしましょう。
一緒に遊ぶことで運動不足解消だけでなく、飼い主さんと愛猫との信頼関係の構築にもつながります。
加齢
老猫になると、筋肉や関節だけでなく内臓や胃腸の機能も衰えてきます。
そのため、便秘がおこりやすくなります。
食欲も減り、寝ている時間が多くなるため、消化がよく少量でも栄養価が高いキャットフードがおすすめです。
まとめ
便秘は様々な原因で起こりやすい症状ではありますが、重症化すると吐き気や脱水症状にまで発展してしまいます。
キャットフードだけでは改善されない場合には、サプリメントを使用したり、必要であれば獣医さんに相談をするようにしてください。
便秘の猫ちゃんには、毎日の食事からケアをし、こまめな運動やストレスのない生活を心掛けるようにしましょう。
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