猫ちゃんは環境の変化やストレスで体調を崩しやすい動物であり、体調の変化として最も現れやすいのが下痢や軟便です。
下痢や軟便になると、体力を奪われ時には脱水症状に陥ることがあります。
今回は、毎日の食事から身体をケアするために、下痢や軟便の猫ちゃんにオススメのキャットフードをご紹介します。
愛猫が下痢や軟便で、悩んでいる飼い主さんは是非参考にしてみてください。
下痢・軟便にオススメのキャットフードランキング
下痢や軟便になる原因を探ると、やはり猫ちゃんが普段口にするキャットフードが原因となることが多いことがわかりました。
全ての原因がキャットフードにある訳では無いため、下痢や軟便が継続して続く場合には動物病院の受診が必要です。
今回は普段からできることとして、下痢や軟便の対策にオススメのキャットフードを10種類ご紹介します。
【第1位】モグニャンキャットフード
モグニャンキャットフードは、アレルギーが出にくく消化の良い白身魚をメインに使っています。
白身魚は高タンパクで栄養価が高く、香料などは使わず魚本来の美味しさを引き出すことにより、食いつきの良さを実現しました。
猫ちゃんが消化しにくい穀物は一切使わないグレインフリーで、良質な炭水化物減のサツマイモをレシピに加えた、全年齢対象のキャットフードです。
私自身も愛猫にモグニャンを与えており、与える前は下痢や軟便に悩んでいた愛猫ですが、すっかり良くなりました。
主成分 | 白身魚 |
穀物 | 不使用 |
添加物 | 不使用 |
内容量 | 1.5㎏ |
価格(税抜) | 3,960円 |
【第2位】シンプリーキャットフード
シンプリーキャットフードは、動物栄養学者と共同開発をし、デリケートな猫ちゃんの身体に合わせて作られました。
サーモン、ニシン、マスなどの高品質のタンパク質を63%も使い、美味しく健康になれるよう考えられています。
クランベリーに含まれるキナ酸で身体のコンディションを安定させ、食物繊維たっぷりのオリゴ糖で毛玉の排出をサポートしてくれるキャットフードです。
主成分 | サーモン |
穀物 | 不使用 |
添加物 | 不使用 |
内容量 | 1.5㎏ |
価格(税抜) | 3,960円 |
【第3位】カナガンキャットフード
カナガンキャットフードは、獣医師が推薦する、高品質で栄養満点のフードです。
「ドライフードが苦手な猫ちゃんに」とおいしさを追求して作られていて、イギリスでは80%以上のリピート率を誇るグレインフリーフードです。
人間でも食べられる原材料を使い、栄養士がタンパク質・脂質・炭水化物のバランスを計算して消化も良く嗜好性の高いキャットフードに仕上げました。
主成分 | チキン |
穀物 | 不使用 |
添加物 | 不使用 |
内容量 | 1.5㎏ |
価格(税抜) | 3,960円 |
【第4位】ジャガーキャットフード
ジャガーキャットフードは、ヒューマングレードと呼ばれる人と同じ基準の素材のみを使って作られたキャットフードです。
新鮮なお肉と魚を使い、動物性タンパク質が80%を超える高タンパクフードです。
スーパーフードとして注目されているマルベリーは健康な体をサポートし、和漢として有名な朝鮮人参を贅沢につかいました。
安心のグレインフリーで、ローズマリーやマリーゴールドなどの厳選した天然ハーブの成分でフードの酸化を防ぎます。そのため添加物も不使用です。
主成分 | 骨抜きチキン生肉 |
穀物 | 不使用 |
添加物 | 不使用 |
内容量 | 1.5㎏ |
価格(税抜) | 4,280円 |
【第5位】ファインペッツ
ファインペッツは、人が食べることのできるレベルの原材料しか使わず、使われている素材から添加物不使用を徹底しているキャットフードです。
アヒルとニシンから作られていて高タンパクながら、消化吸収率が87%を超える身体に負担の少ないフードです。
消化率が高いので、給与量を調節することにより子猫から老猫にまで与えられることができます。
主成分 | アヒル肉 |
穀物 | 不使用 |
添加物 | 不使用 |
内容量 | 1.5㎏ |
価格(税抜) | 3,429円 |
【第6位】ナチュラルバランス(サーモン&チックピー)
ナチュラルバランスのサーモン&チックピーは、アレルギーが出やすい穀物やトウモロコシを使用していない、グレインフリーフードです。
タンパク質をサーモンのみにしぼって使用しているので、よりアレルギーがでる可能性を少なくして身体への負担を減らしています。
動物病院ですすめられることもあるほどのこのフードは、皮膚疾患やアレルギーだけではなく、免疫力の低下から下痢や軟便になっている猫ちゃんにもおすすめです。
主成分 | サーモン |
穀物 | 不使用 |
添加物 | 不使用 |
内容量 | 1㎏ |
価格(税抜) | 1,858円 |
【第7位】クプレラ(ホリスティックグレインフリー)
クプレラは、消化の良い白身魚を使い、食物繊維の多いサツマイモや昆布を配合したキャットフードです。
乳酸菌に代表される善玉菌のプロバイオティクスや、10種類の必須アミノ酸を調理後に非加熱で配合し、猫ちゃんの腸内環境を整えます。
グレインフリーのため、食事のトラブルが心配な猫ちゃんにおすすめのキャットフードです。
主成分 | ギンヒラス シロギス |
穀物 | 不使用 |
添加物 | 不使用 |
内容量 | 1.81㎏ |
価格(税抜) | 4,440円 |
【第8位】ナチュラルチョイス(穀物フリーアダルトサーモン)
ニュートロジャパン ニュートロ ナチュラルチョイス キャット 穀物フリー アダルト サーモン
ナチュラルチョイスの穀物フリーアダルトサーモンは、猫ちゃんの下痢や軟便の原因となりやすい穀物を使わずに、エンドウ豆やジャガイモを使用したキャットフードです。
ビートパルプなど、バランスのいい食物繊維を組み合わせることにより、腸内環境を維持し便臭を軽減します。
その他のグレインフードよりは価格が低く、ナチュラルチョイスは比較的取扱店が多い商品なので購入しやすいフードといえます。
主成分 | サーモン |
穀物 | 不使用 |
添加物 | ミックストコフェロール使用 (天然由来ビタミンE) |
内容量 | 2㎏ |
価格(税抜) | 2,669円 |
【第9位】ウェルネス(穀物不使用 室内猫用サーモン)
ウェルネスの穀物不使用のキャットフードシリーズは、ミネラルなどのバランスをよく考えて作られているキャットフードです。
お腹に優しいプロバイオティクスを配合しているため、継続して食べることにより腸内環境を整え、下痢や軟便を解消する役割りをしてくれます。
サーモンを使っているので、チキンが原料のものに比べて脂質やカロリーを抑えることが可能です。
主成分 | サーモン |
穀物 | 不使用 |
添加物 | ミックストコフェロール (天然由来ビタミンE) |
内容量 | 400g |
価格(税抜) | 1,260円 |
【第10位】アカナ(グラスランドキャット)
アカナのグラスランドキャットは、天草を与えられてのびのび育ったラム肉、放し飼いの鴨肉、天然淡水魚をたっぷり使用した自然派のキャットフードです。
日本では珍しいラム肉を使用しているので、他のキャットフードでも下痢や軟便になってしまう猫に試していただきたいキャットフードであるといえるでしょう。
プレミアムフードの中でも評価の高いアカナは、穀物や添加物も不使用です。
主成分 | ラム肉 |
穀物 | 不使用 |
添加物 | 不使用 |
内容量 | 1.8㎏ |
価格(税抜) | 6,264円 |
下痢・軟便になる原因
猫ちゃんが下痢や軟便になる原因は様々です。
病気以外の原因として考えられるものをいくつか例に挙げてご紹介します。
下痢・軟便の原因 |
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キャットフードが合わない
下痢・軟便がになる原因として一番に考えられるものは、猫ちゃんが口するキャットフードが要因となるものです。
消化不良やアレルギーにより下痢や軟便をしている場合は、まずはキャットフードを変えてみるところからはじめましょう。
ウェットフードを食べている
ウェットフードは水分量が多いためドライフードに比べてウンチがゆるくなります。
猫ちゃんの好みにもよりますが、ドライフードに切り替えてみると下痢や軟便が解消されるかもしれません。
ストレス
猫ちゃんはストレスに敏感な生き物です。
ストレスを感じると下痢や軟便になりやすくなります。
飼い主さんにかまってもらえなかったり、引っ越しや模様替え、新しい猫を迎えた際などストレスを感じる要因は様々です。
猫のペースに合わせた距離感と、気遣いが必要でしょう。
キャットフードの切り替え
普段食べていたキャットフードを新しい種類のものに変える時には、移行期間が必要になります。
いきなり新しいキャットフードを与えると、猫ちゃんは下痢や軟便になりやすくなります。
まずは、元々食べていたキャットフードに少しずつ新しいキャットフードを足し、1~2週間かけて新しいキャットフードに移行するようにしましょう。
キャットフードが古い
人間の食べ物と同じように、キャットフードにも消費期限があります。
キャットフードを購入する際には消費期限を確認し、無理なく食べきることができるペースを考えながら購入するようにしましょう。
また、キャットフードの管理が悪く酸化が進んでいると猫ちゃんが下痢・軟便になりやすくなります。
密閉容器にいれて管理をするなど、キャットフードの品質をしっかり保ちながら与えるようにしてください。
下痢・軟便対策キャットフードの選び方とは?
キャットフードが原因となる下痢や軟便の場合には、その子にあったキャットフードを与えることで症状が改善する可能性があります。
キャットフードを選ぶポイントとしては、消化の負担となる穀物や、人工添加物を使っていないフードを選ぶといいでしょう。
また、使われている成分に対してのアレルギーなどで下痢や軟便になっている場合は、アレルゲンとなっている成分を特定するために、使われているタンパク質が1種類のものを選びましょう。
脂質が多いとお腹がゆるくなりやすいので、良質なタンパク質を使用しているものや、お魚を使ったキャットフードがオススメです。
下痢・軟便時の与え方の注意点とは?
下痢や軟便の時には、免疫力が低下していたり、消化機能が低下している可能性があります。
身体を冷やさないようにし、必要であればキャットフードを砕いたりお湯でふやかしてあげましょう。
そうすることでキャットフードが消化しやすくなります。
キャットフードだけで改善が難しい場合には、お腹に良いサプリメントなどの使用も検討してもいいかもしれません。
まとめ
今回は、病気以外の原因で下痢や軟便になりやすい猫ちゃんにオススメのキャットフードをご紹介しましたが、下痢や軟便は猫ちゃんの体力を奪い他の病気にも繋がる重大な症状です。
キャットフードを変えたり環境を変えても体調に変化がない場合には、早めに動物病院を受診するようにしてください。
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